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商品開発を支えるシーズニングパートナーの選び方

13 時間前
読了時間: 5分

食品市場では、商品開発のサイクルを上回るスピードで市場環境が変化しています。スナック、即席麺、簡便食品では、健康志向に対応した配合の見直し、より満足感のある風味へのニーズ、そして「アジアン」「スパイシー」といった大まかなカテゴリーではなく、地域ごとの嗜好を反映した味わいへの期待が、同時に高まっています。


シーズニングを単なる粉末調味料として捉えるのではなく、製品の仕様や製造工程、市場ごとの嗜好まで踏まえて設計できるパートナーであれば、風味のトレンドを商品化へとスムーズにつなげることができます。


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シーズニングパートナーが担う役割


シーズニングやスナックの商品開発を支えるパートナーには、単にシーズニングの配合を提案するだけでなく、その風味を製品として実現するための技術的な知見が求められます。スナック、スープ、簡便食品などの開発では、具体的に以下のような対応が重要になります。


  • 風味設計

    ベースとなる旨みやコク、辛味の変化、トップノートなどを組み合わせ、フライドスナック、即席麺の粉末スープ、レトルトパウチ製品など、それぞれの製品形態に合わせて風味を設計します。


  • 用途に応じた配合設計

    コーティングするスナック、麺に添付する粉末スープ、スープベースなど、用途によってシーズニングの挙動は異なります。オイル量、粒径、耐熱性などを考慮し、それぞれの製品に適した配合を検討します。


  • 法規制・表示への対応

    アレルゲン表示、クリーンラベルへの対応、輸出先ごとの食品添加物規制など、対象市場の要件を踏まえた商品設計を行います。


  • 量産を見据えたコスト設計

    ラボ・試作段階だけでなく、量産時にも安定した風味を再現できる配合を検討します。パイロット生産から本生産へ移行する際のコスト変動も考慮し、実際の製造条件に適した設計が重要です。



シーズニングパートナーを選ぶ際に確認したい5つのポイント


  1. 風味だけでなく、製造工程まで考えた提案力

    新しい風味を提案するだけでは、実際の商品には落とし込めません。例えば、メイラード反応による旨みのあるベースとフルーティーな辛味をどのように組み合わせるかなど、風味の組み立てや相互作用まで説明できる技術力が重要です。


  2. 食品科学に関する技術的な知見

    賞味期間中の風味安定性、水分との相互作用、揮発性香気成分の熱による変化などは、試作時の風味と量産・流通後の風味を左右します。高温多湿な環境で流通する製品では、こうした点まで考慮した配合設計が求められます。


  3. 市場を踏まえた商品開発力

    対象市場で実際にどのようなスナックや麺製品が展開されているのか、消費者の嗜好がどのように変化しているのかを把握したうえで、商品開発に反映できることが重要です。一般的なグローバルトレンドだけでなく、地域ごとの市場特性を理解しているかどうかも重要なポイントです。


  4. 迅速かつ明確なコミュニケーション

    試作品に対するフィードバック、開発スケジュール、量産試験時の対応など、商品開発ではスピードと情報共有が重要です。開発の各段階で必要な情報を迅速かつ明確に共有できる体制が求められます。


  5. 柔軟な共同開発体制

    初回サンプルで最終配合が決まるとは限りません。風味の微調整や配合変更を重ねながら、製品仕様に適したシーズニングへ仕上げていくことが一般的です。こうした修正・調整にも柔軟に対応できることが、共同開発において重要です。



シーズニングパートナーを選定する前に確認したい6つのポイント


  1. 対応実績を確認する

    一般的なフレーバー開発だけでなく、スナック、即席麺、簡便食品など、自社が開発する製品カテゴリーでの実績を確認します。製品形態に応じた開発経験は、量産時の安定性にも関わる重要な要素です。


  2. メーカーでの採用実績を確認する

    ラボでの試作だけでなく、実際の製造ラインでシーズニングを使用した実績があるかを確認します。


  3. 実際の商品開発テーマで相談する

    検討中の風味や商品コンセプトを具体的に伝え、その提案内容を確認します。風味だけでなく、製品形態や製造条件まで踏まえた提案ができるかどうかがポイントです。


  4. 原料調達体制を確認する

    原料の調達ネットワークや供給体制を確認しておくことで、主要原料の供給リスクや代替原料の可能性についても事前に相談できます。


  5. クリーンラベルへの対応力を確認する

    特に湾岸諸国(中東)や東南アジアなど、輸出市場を想定する場合には、使用原料や食品添加物に関する要件を確認し、商品設計に反映できる体制が重要です。


  6. コストとリードタイムを確認する

    商品開発のスケジュールと目標原価に適合するかを確認します。技術的に実現可能な配合であっても、量産時のコストや供給リードタイムが条件に合わなければ、実際の商品化にはつながりません。



風味も市場も、一律の設計では対応できません。東南アジアで好まれる味わいと中東で求められる味わいは同じではなく、市場ごとの嗜好を踏まえた商品設計が重要です。



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次の商品開発で注目したいスナック・風味トレンド


・Swicy:甘味と辛味を組み合わせた風味

甘味と辛味を重ねた複合的な味わい。スナックや即席麺などで、単一の辛さではなく、複数の風味を組み合わせた商品への関心が高まっています。


・Swangy:甘味・辛味・酸味を組み合わせた風味

甘味、辛味、酸味を組み合わせた味わい。辛味を前面に出しすぎず、より取り入れやすい風味設計の選択肢となります。


・地域ごとに設計する辛味

単に「スパイシー」とするのではなく、各国・地域の嗜好に合わせて、辛味の強さや種類、酸味・甘味・旨みとの組み合わせを調整した多層的な辛味設計。


・クリーンラベル対応

消費者が理解しやすい原材料表示を維持しながら、従来の商品と同等の風味・満足感を実現する配合設計。


当社は1987年の創業以来、東南アジア、中東、新興市場のスナック、即席麺、簡便食品メーカー向けに、さまざまなシーズニングを開発してきました。製品形態や市場ごとの嗜好に合わせた風味設計から、試作、量産まで、一貫した商品開発をサポートします。


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