クリーンラベルが切り拓く、スナックの新時代

Alex chia
1月10日
読了時間: 3分

更新日：3 日前

健康志向の高まりとともに、スナック市場は大きな転換期を迎えています。消費者は「おいしさ」だけでなく、「原材料の透明性」や「安心感」を重視するようになり、ブランドにはこれまで以上に柔軟で迅速な対応が求められています。当社では、こうした市場の変化をいち早く捉えたお客様とともに、既存のシーズニング製品をクリーンラベル仕様へと再構築する取り組みを進めてきました。単なる置き換えにとどまらず、味・品質・市場適合性のバランスを重視した再設計を通じて、持続的な商品競争力の強化を支援しています。

― 健康志向スナックを支える、信頼できるパートナーとして

当社の強みは、クリーンラベル基準に対応しながらも、風味の完成度を妥協しない処方設計にあります。GMO原料、MSG、人工甘味料を含む原材料を、よりクリーンでナチュラルな代替原料へ置き換えつつ、従来製品が持つ「おいしさの核」を丁寧に再現します。長年スナック市場で実績を築いてきたお客様と協業しながら、私たちは次の価値創出を実現しています。

― クリーンラベル化における主な取り組み

クリーンラベル向けリフォーミュレーション
韓国風スパイシーフライドチキンシーズニングにおいて、GMO原料・MSG・人工甘味料を使用しない処方へ刷新。特長であるスパイシーさと甘味、奥行きのある旨味はそのままに、クリーンラベル仕様を実現しました。
フレーバーファーストの設計思想
「ヘルシー＝味が劣る」という固定観念を覆すこと。当社で長年培ったシーズニング開発の知見を活かし、オリジナルの風味特性を維持しながら、クリーンラベル対応を可能にしています。

このたび、当該製品はクリーンラベル仕様として正式に市場展開を開始しました。本件は、より高付加価値なスナック市場の創出に向けた、お客様との協業の成果を象徴する事例です。

― ブランドごとに最適化する、柔軟なカスタマイズ対応

ブランドごとに求められる風味設計、機能要件、市場要件はそれぞれ異なります。当社では、辛味レベルの調整、旨味の強化、付加価値原料の検討など、お客様の戦略に寄り添った最適なリフォーミュレーションを行っています。単なる原料置換にとどまらず、「売れる味」「続く味」を見据えた開発パートナーとして、チーム一丸となって取り組みます。